ユニットバスの選び方はおおむね下記のような方法が一般的です。
〜 グレード・シリーズを選ぶ 〜
ユニットバスの基本になるグレードやシリーズを選びます。
まず設置寸法を調べ、設置できるユニットバスがあるグレードを選択することをおすすめします。また戸建用・マンション用を選びます。
配置パターンも同時に選びます。
〜 入替オプションを選ぶ 〜
次に、基本プランと入れ替えるオプションを選択します。
入替オプションは床・壁・天井・浴槽・水栓・カウンター・鏡・収納・照明・ドア・手摺・換気扇などが選択可能です。
選択するオプションにより金額が変わります。
〜 追加オプションを選ぶ 〜
最後に下記のような追加オプションを選んでほぼ決定です。メーカーによっては下記以外のオプションもあります。
なお電気機器のオプションを選択した場合、新たに電気配線工事が必要な場合があります。またご紹介するオプションが全てのメーカー、グレード、商品に設定されているわけではありません。
窓・出窓
もともと窓がついている浴室にはユニットバスにリフォームする際、専用窓枠を取り付けます。
ユニットバスに窓を新設する場合でも外壁を開口して施工します。
最近では大きめの窓も設置できるようになりました。
浴室テレビ
半身浴の普及により選ばれることの多くなったオプションです。ユニットバスには比較的簡単に取付できます。
退屈せずに健康的な入浴ができるのが魅力的です。
ジャグジー
これも最近少しずつ増えてきたオプションです。
マッサージ効果のあるお風呂が家庭で実現します。
マンションなどで利用する場合、運転により振動等が気になる場合がありますので導入には十分な検討が必要です。
ヒーリングライト
浴槽の中に設置する癒しのための照明です。
幻想的な雰囲気が味わえます。
浴室換気暖房乾燥機
ユニットバスにする際の一番人気の追加オプションです。
ユニットバスリフォームのオプションとしては電気式のものが一般的ですが、予算次第でパワフルなガスを使う温水式のものも選択できます。
洗濯用お湯取りシステム
入浴したお湯を翌日の洗濯に利用されている方も多いかと思いますが、このシステムを使えば洗濯機の操作のみで簡単にお湯取りができます。お湯取り用ホースをユニットバスに組み込んでしてしまうというオプションです。
但し風呂水ポンプ内蔵型の全自動洗濯機でのみ利用できます。
その他
あとは全メーカーというわけではありませんが、サウナ、床暖房、間仕切収納、テラス窓、浴槽洗浄、介護機器などがあります。
注意すべきオプション
ユニットバスの場合、プランや設置状況によって思いもかけないオプション品が必要になる場合があります。
例えば追い焚きをする場合は追い焚き用部品のオプションが必然として必要です。
またマンションなどでユニットバスに梁が干渉する場合などは梁カットというオプション部材が必要です。
既存のドア位置がどうしてもユニットバスの標準のものとあわない場合はそのドア位置の変更にもオプション部材が必要な場合があります。
その他、グレードによってオプション自体が標準であったりそうでなかったり、設定自体ない場合があったりもします。
ユニットバスは家やプランごとに内容が変わりますので特に注意が必要です。
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